【BESSメンテナンス】セトリングボルトをゆるめました!
BESS東愛知展示場の「あきつログハウス」は、
建ってから日が浅いため、セトリングします。
セトリングとは、乾燥によってログ材が収縮することと、
ログ材自身の重みでログの壁が下がってくる現象です。
ログの壁は下がってきますが、窓やドア、間仕切壁や
階段や柱などはそのまま変化がないため、ログハウス
はこのギャップを埋めるために特別なつくりになってい
ます。
窓やドアの上には最初からセトリングを見越して隙間
をつくっておきますし、階段の下には隙間を作った上で
スペーサー(板など)をかましてあります。
柱にはスクリュージャッキという金具がついています。
これを緩めることでセトリングを吸収します。
あきつログハウスも玄関ポーチの柱についています。
今日はこのスクリュージャッキを緩めてこれまで下が
ってきたログを落としてやります。
さあ、やってみましょう!スパナで緩ます。ぐりっぐりっ・・
結構、簡単に回りました。そうするとあきつログハウス
全体から ギギギー ギギギー と、音がします。
ジャッキ1つ1つを緩めるたび、家が下がってくる
のを実感できる・・そんな感じ方もできる家。
ログハウスっていいな。
by のびお
<参考>ログハウスは生きている
<参考>ログハウスのメンテナンス
© R.C.CORE CO.LTD.