ちょっと気になりまして・・・。
「木のチカラって本当にすごい!」というお話 Vol.2
こんにちは、fishmanです。
早速ですが、今日は先日のお話の続きです。
某大学で、屋外の小屋の自然条件下でマウスを
3種類(木、鉄、コンクリート)の箱の中で飼育し、
その生態を観察するという実験が行われました。
それぞれ素材の異なるゲージで飼育した
オスとメスから産まれてきた子マウスの23日間における
様々な生態が数字にまとめられているのですが、
そのデータがとても興味深いのです。
主な内容は以下の通りです。
①子マウスの23日間の生存率には熱損失が影響する可能性が高い
木のゲージで育った子マウス:85.1%
鉄のゲージで育った子マウス:41.0%
コンクリートのゲージで育った子マウス:6.9%
出生直後の子マウスにはまだ体毛が生えていないため、
熱損失の影響が直接生存率に現れるのではないか、とのことです。
いずれにせよ、あたたかいゲージで育ててあげたいものです。
②健康のバロメーターである開眼日にも差が出た
木の場合:15.6日
鉄の場合:18.1日
コンクリートの場合:17.9日
へえ~、ほう~、という感じです。
早く外の世界を見たくなったのかな・・・?
③マウスの臓器の発達にも大きな差が出た
※メスマウスの子宮の平均重量で比較しています。
木の場合:31.66mg
鉄の場合:14.36mg
コンクリートの場合:11.53mg
もし、これが人間の世界の話だったら・・・。
大変な騒ぎになるかも知れませんね。
これらの数字からいろいろと考えてみますと、
木という素材そのものに囲まれているだけで、
生き物にとって少なからず良い作用をもたらしてくれているんだな~、
と思わずにはいられません。
いやいや、ログハウスの事務所で仕事ができていることに感謝です。
と、今日もずいぶん長くなってしまったので、続きはまた今度。
みなさん、次回をお楽しみに。
あたたかい我が家へどうぞ。
ボクの家はどこ?木のゲージ?それとも・・・?